Theme: 「自認する性」と「性的対象」の多様性, 並列性, 可変性とスタンスの自由性
Data: ChromesomeX, ChromesomeY
Format: 服飾(パジャマ)
Tools: p5.js, Ai, ミシン
Materials: 布, 糸, ボタン
遺伝学的立場から「自認する性」と「性的対象」が様々なパターンを取り得ることを議論する作品である。そして、遺伝学的にあり得るパターンと現代の社会構造の対応関係のズレによって、様々な問題が発生していると考え、そのギャップを小さくすることを目標としている。
ヒトの性染色体であるX, Y染色体に注目し、X, Y, どちらでもないN, どちらでもあるXYの模様をGDAによって描き起こした。これらの柄を服飾で利用することによって、心の存在するトップスの柄で性的対象を、性器の存在するボトムスの柄として自認する性を表現する。
これにより、自認する性と性的対象の16パターンの多様性、並列関係性、可変性を主張するとともに、ただの洋服ではなく「パジャマ」として取り入れることで、自身のパターンはオープンにする必要はなく、自分の居心地の良い状態にとどめて良い、というスタンスの自由性をも主張する。
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