Theme: 生命複製の時間から考える「生命とは何か」
Data: JCVI-Syn3A
Format: 動画 
Tools: p5.js, Ai
2020 KDCC 動画部門 入賞 作品
生命とは何か?の問いに合成遺伝子学者は生命たり得る最小のゲノムで答える。"All of our everything is only this."と。現在報告されている最小ゲノムが、JCVI-syn3Aであり、本作品ではこのゲノムデータをGDAに通してグラフィックムービーを作成した。フレームレートにはゲノムの複製速度を設定しているため、本作品は遺伝子が複製されて様々な生命現象を起こしながら「生命」が誕生するまでの様子を表現した動画となっている。
本作品の長さは9分14.5秒である。言い換えると「生命」は9分14.5秒で出来てしまう。普段の生活の中だとかなり短い時間に感じるが、動画をじっと見てみると案外長い。この動画に収まってしまう生命は意外と単純なのかもしれない、でもこれだけで複雑な生命活動が出来てしまう生命はやっぱり凄いのかもしれない。
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